shudaily

日記

2019/10/18

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昨夜というか今朝、いつのまにか眠ってしまっていた。遅刻である。数日前の日記と同じような展開になってしまった。しかし今日は加えて社内会議に遅れることに。あらあら。紫色の野菜生活を飲みながら最寄りの駅へ。そのときから雨が降りそうな予感はしていたとおもう。

会議が終わる。ひどくお腹がすいていたので、カレーとカボチャ味のパンをほおばる。そこからは著者さんとやりとりしたり、依頼メールを送ったり、別件でご来社していたデザイナーさんとちょっと打ち合わせをしたり、印刷屋さんにスケジュールを確認したり、海外の版元との仲介役であるエージェンシーに画像素材の催促メールを送ったりする。現在制作中の翻訳書に使用する画像がまだ送られてこないのである。細々とした連絡が終えたら、ひたすら原稿確認。気がつけば22時過ぎ。あっというまであった。

今日お会いしたデザイナーさんのご兄弟である美学研究者の方が、あいちトリエンナーレの騒動についてのテキストを現代ビジネスのウェブサイトに寄せられていた。「芸術は自由に見ていい」教育の末路であるとして、そもそも芸術に興味のある者とそうでないものの"分断"についての整理であった。とてもよくわかる。しかしその記事は読んでほしいであろう人たちの目に届いているのだろうか、と、最近はそんなようなことについてよく考える。

そういえば今日、フィルムアートの優秀な編集者の方に、髪を染めましたね、いい感じですね、のようなことをすれ違いざまに言われて、少しうれしくなる。そう、6年ぶりくらいに染めたのである。限りなく黒に近いシルバー。彼とは同じビル内で働いているのだけれど、会話を交わすことはそこまで多くないのでちょっぴり驚きつつ、なんて返答すればよいか迷いつつ、染めたの1週間前なんです、ああそうなんだ申し訳ない、いえいえすみません、と謎のやりとりをするのであった。

外は雨が振っている。白い靴をチョイスしてしまったことが悔やまれるが、もうすぐ家である。着いたら作業してデザイナーさんへ連絡しなくては。