shudaily

日記

2019/10/8

いきなり3日間も日記さぼってしまった。これはいけない。土日はさておき昨日は倒れていたので、今日のことを書いていこうとおもう。

朝起きて、野菜生活を飲みながら最寄りの駅へ。今日胃に流し込んだのはスタンダードである緑色の野菜生活。会社についたら企画会議。営業も交えての会議であったが、私は提出するものがないので(まずクリアすべきは編集部での会議なのである)、他の人の企画を吟味。この方の企画書には想いがのっかっていることがテキストから伝わるのでいいなと思う。企画の吟味が終わったら、過去に出した本の売上を振り返る。今回は私が担当したものであった。制作中もニッチな内容であることは認識していたが、ニッチな方から言われた「この本はかなりニッチですよ」という言葉から、私が想像しているよりもニッチであることが判明したのが最近である。対応策を考えねばならない。しかしながら、本の価格というものにはいろいろと考えさせられる。再販制度によって本の定価は基本的に不動とされ、それゆえによく「定価=本体+税」と表記される。これは、知的資料である本には市場に左右されない固有の価格がある、と暗に示しているようでもあるし、実際にそんなような説明をさらりと受けた記憶もある。再販制度には本の流通上一定の理があるわけだが、本の価格はその時勢における出版社の金銭的な事情やどれだけ売れるかという見込みによって決定される。言ってしまえば、内容の価値そのものと本体価格はほとんど関係がない。もちろん、この内容ならばもうちょっと高くしよう!、となることもあるが、それも出版社の都合である。定価の背後に何が定まっているのか。それを考えると、本の定価というものはなかなかおもしろいとおもう。

会議が終わったら即多摩美へ足を運ぶ。上野毛キャンパスは会社から割と近いので助かる。学生とともに講義を受けつつ、どうこれを本にするか考える。当初私が考えていた反体制的な内容にするよりも、もっと講義によった方がよさそうではあるが、ううむ、悩ましい。しかし、私の容姿はまだまだ学部生としても通じるのではなかろうか。

多摩美からの帰りは自由が丘で降りる。電源もWi-Fiも確保できるバーガーショップにてたんたんと原稿整理。気がつけば3時間半程経っていた。若干の環境管理型権力を思わせるカタイ椅子に座っていたため、ちょっぴりおけつがいたむ。しかし、会社よりも少し雑音レベルが高いお店の方が集中できる。会社にもどったら原稿整理の続き。やばい終わらない。

家に着いたら飲みかけのパイプを掃除して、また原稿整理の続きである。